スタッフ
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Yumiの矯正日記

~涙なくしては読めない愛と感動の記録、大人の愛の物語~

みなさま、目薬とハンケチの用意はできましたかしら?
それにティッシュも、鼻もでるやもしれませんもの

96年1月某日:矯正治療を始める決意

正治療を始めようと決意。主人に言うと、まだまだ矯正勉強中の私に、「そうか、その縦歯を治すんか。自分が治療を体験するのが何よりも勉強になるで!」と治療を勧めてくれました。そうなんです、私の前歯は「縦」になっているんです。そういう主人も矯正治療体験者です。

一通りの検査を受けて、顎関節の診査も受けました。ここまでは楽勝。
私のカルテ番号は栄光の「100」番なんです。実は、当院で矯正治療を受けたスタッフが多いんです。
それにより、ほてい矯正歯科のスタッフが「自分の矯正経験」を通して患者さんと同じ目線で、一緒に矯正治療に取り組めることは、本当にすばらしいと思っております。でも、みんな良い番号を密かに狙っております。切りの良い番号が来ると自分で押さえてしまいます。私もそんな一人で、95年3月開業以来100人目の患者として自分で登録しました。
ところが、5月にアメリカ矯正学会に主人と行くことになり、何となく装置を付けていない方が美味しく食べられるかな?と思って、矯正を6月に延期してしまいました。
その後も学会や旅行などが重なり、治療開始が延び・延び・・・。のびのび太になってしまいました。

96年9月某日:妊娠判明

今度は妊娠していることが判明!
やはり妊娠中の抜歯は怖いので、必然的に矯正治療は延期。
主人も、「焦ることはないやろ。おちついてから、やろか!」と。。。

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00年9月某日:矯正治療を再度決意

さぁ、ここからが本当の矯正日記の始まり始まり。

治療開始までの前振りが長くなり、精密検査後4年半が経過。気がつけば私も35歳と5ヶ月。
年より若く見えるとスタッフはお世辞を言ってくれますが、やっぱりこのままではいけない!
子供も3歳になって、手も掛からなくなった事だし再度矯正治療を決意。

『矯正への道のりは、
まさに山あり谷ありクロード・チアリ!?』

もう一度、レントゲン等の検査を受け直し、診断。
(顔写真だけは96年1月時のものを載せました。決して詐欺にはならないと思います。悪しからずご了承下さい)

診断の問題点をわかりやすく列挙しますと、

  1. 1. 上顎の乱杭歯
  2. 2. 下顎の乱杭歯
  3. 3. 上顎左側前歯が矮小歯(形が小さい)
  4. 4. 下顎第二小臼歯の欠損(生まれつき無かったです)
  5. 5. その他、虫歯の処置歯多数

私たちのクリニックでは、全ての患者さんの診断にあたり、ドクター全員で検査結果に眼を通し、診断を確認し合っております。どんな「達人」であっても、見間違うとか独りよがりの診断になってしまう事があり、「岡目八目」ではありませんが、検査結果を別の角度から診ることは重要であると思っております。

このときも、私の治療方針について、同じように二人で議論しました。
現在、クリニックと自宅がオンライン化されており、十分快適な速度で、どこででも全患者さんのデーターを確認することができます。二人で話し合うにも非常に便利になりました。
自宅で仕事が進むのは、特に主婦も兼ねる私には、ありがたいです。

以上の問題点を元に治療計画をいくつか考えました。大きく分けますと

A・非抜歯による治療
上顎第2大臼歯を「後方」に送ることにより、空隙を獲得し上顎前歯の配列を行う
大臼歯の移動に1~1.5年、全体の矯正治療に2年
B・抜歯による治療
上顎の第2大臼歯を抜歯、下顎の右側第2小臼歯部の空隙を閉鎖
全体の矯正治療に2~2.5年

日頃より非抜歯にこだわる治療を行う私ですが、私も主人も「顎の成長が終わった永久歯列での矯正治療では、無理な拡大や遠心移動は行わず、治療期間の観点からも抜歯が望ましいことがある」と一致した考えを持っております。

今回は、上のような観点から抜歯での矯正治療を選択しました。考えてみれば、私自身が矯正医であり、セカンドオピーニオン的な主人の考えとあわせて、自分自身の治療方針を自分で決定できるのは、どんな患者さんよりも恵まれた立場かもしれません。
その様に感じてからは、私が診断を行う場合は、できるだけ、わかりやすく現状を説明し、患者さんに納得していただけるように治療方針を決定するように心がけております。

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00年10月某日:矯正治療開始 装置装着

豊中市新千里北町「小川歯科」(私の実家です。宣伝に載せてみました。虫歯治療、上手ですよ。)で上顎両側の小臼歯を抜歯し、いよいよ矯正治療を開始しました。
続いて装置装着ですが、私たちのクリニックでは、矯正装置を一つずつお口の中で直接接着する方法ではなく、一度に片顎全ての矯正装置を装着する「インダイレクト」法を採用しており、短時間で、患者さんの負担を少なく装置を付けることができます。
この時もその方法で、あっという間に上顎の装置の装着が済みました。

同日、来た来た来た?。装着後6時間ほど経って、「じわっと」痛みが出てきました。
今日の夕飯は「やわらか系」にしておいて大正解。これは主婦の特権です。
実は装置を装着した日は、自分で夕食をコントロールしております。矯正装置の調整後2~3日はどうしても堅い物が咬みにくくなります。その他にも、パンが食べにくく、サラダなど野菜類もむつかしいです。

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00年11月某日:下顎の装置装着と愛の力

前回の上顎の装置装着より3週間が過ぎ、違和感も無くなったので、今日は下顎の装置装着にチャレンジ。
今回も、「インダイレクト」法で、比較的短時間で済みました。

やっぱり6時間後です。痛みが少し出てきました。
今までの経験では、患者さんによっては上顎よりも下顎に強い痛みが出ることが多いのですが、私の場合は上下の痛みにそれ程違いはなく、十分に我慢できるものでした。
これも優しい主人の「愛の力」でしょうか。それとも、私が鈍感?
やっぱり、「愛の力」ということにしておきましょう

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01年3月某日:体の一部

上顎の歯がだいぶ並んできました。痛みにもすっかり慣れて、装置も体の一部になりました。
患者さんの言う「はずした方が気持ち悪い」何だかそんな感じが分かる今日この頃

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01年9月某日:残った抜歯空隙

上下の歯並びがほとんど整いました。
後は、残った抜歯空隙を閉じるだけ。といっても、まだ1年くらいはかかりそう、と予想ができてしまう自分が悲しい。(自分が専門医だけに治療の流れがよく分かります)

このころになると、装置も少しきつめの方が安心感があり、うれしかったりします。
標準値を超えて強い力をかけても、決して歯が早く動くわけではないことは、十分に知っているのですが、「お願い。もうちょっと、きつくして!」といった患者さんの声が理解できます。