マウスピース型矯正装置(インビザライン)

文責:布袋裕美

マウスピース型矯正装置(インビザライン) ※注1

透明という選択肢・・
インビザラインは、審美性の高い最新の矯正治療システムです

見えない矯正装置の代名詞ともなっているインビザライン(右写真)ですが、1997年にアメリカのアライン社により開発された歯科矯正装置です。
2022年6月現在、世界中で既に800万人を越える患者さんがこの治療システムを用いて治療を行なわれおり、年々増加を続けています。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、患者さんお一人お一人の為にカスタムオーダーで製造される透明なプラスチックのプレート状の矯正装置です。
この装置(マウスピース矯正)を定期的(約1~2週間ごと)交換し、装着を続けることで歯列矯正を行い、理想的な歯並びに導いていくシステムです。従来のワイヤーやブラケットなどといった固定式の装置をまったく使わないため、装置による異物感や喋りにくさ、食べ物の残留などが無いほか、金属アレルギーを引き起こす心配もございません。また、外見上もほとんど目立たず、とても審美性の高い最新の矯正治療システムです。
それでは、そのマウスピース型矯正装置のメリットとデメリットを詳しく説明します。

マウスピース型矯正装置のメリット

1)透明で目立たない
従来のワイヤーやブラケットを使用する矯正装置とは違い、透明なので、矯正治療中であっても外見上はほとんど見えません。
2)取り外しができて衛生的
ご自分で簡単に取り外しができるマウスピース(アライナー)を順次装着するものですので、歯みがきやフロスも普段どおりお使いいただけます。また、簡単に洗浄ができ、衛生的です。
3)食べたいものがいつでも食べられる
アライナーは、いつでも簡単にご自分で取り外すことができますので、いつもと変わらない食事が可能です。

マウスピース型矯正装置のデメリット

1)装着時間を守らないと治療期間が長くなる
この装置は、1日あたり少なくとも20時間以上の装着が必要です。決められた装着時間を下回ると、歯がきちんと動かないため、治療開始時に予定していた治療期間よりも長くなってしまう場合があります。
2)適応症例が限定されている
治療を始めるためには、第二大臼歯が完全に生えきっていることが条件となります。そのため小学生など、乳歯がまだ歯列内に残っている症例の患者さんは適応外となります。
また、基本的に非抜歯での矯正治療に対応しており、大きく歯を動かす必要のある抜歯症例には不向きです。その他にも適応外の症例があり、詳しくは初診時に相談させていただきます。
3)十分な治療結果が得られないことがある
「ねじれた歯を治す」、「大きな隙間をつめる」など苦手な治療があります。また、かみ合わせの位置がずれる可能性があり(事前に検査いたします)、十分な配列がえられなかった場合を含めて、インビザラインの治療後、あるいは治療中に、各種エッジワイズ装置との併用が望ましくなることがあります。
4)保定が重要となります
エッジワイズ装置での治療より、配列に不足が出ることがあります。そのため、少し後戻りしやすい傾向があるようです。できれば、治療に使った最後の装置を就寝中は使っていただくか、より安定を得るためにはボンデッドワイヤーなど固定式の保定装置が望ましと思います。

※注1 インビザライン完成物は医療機器法対象外であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外の場合があります。

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