ID:336
上顎前突(出っ歯)
過蓋咬合(深いかみ合わせ)
埋伏歯
欠損歯
初診時11歳の女子で、正中離開を主訴として来院されました。検査したところ、過蓋咬合と下顎に先天的欠如歯を伴う、骨格性上顎前突と診断されました。また、左右の上顎の犬歯(3番目の歯)が、中切歯(1番目の歯)と側切歯(2番目の歯)の間に埋伏し、その位置は側切歯(2番目の歯)と逆転していました。治療としましては、埋伏していた上顎犬歯を開窓し、本来の位置へ動かしました。下顎の先天的欠如部には、スペースを作りましたんので、将来、人工の歯を入れる予定です。
長い時間かかりましたが、矯正をして本当に良かったと思っています。きれいになった歯を鏡で見ては、「矯正をしたらこんなに変わるものなんだなぁ」とニヤニヤしています。長い間、ありがとうございました。