ID:233
叢生(乱ぐい歯)
前歯部不正(交叉咬合など)
上下の歯の不揃いを主訴に来院された小学校11歳の女子です。両側上顎犬歯の並ぶ空隙がほとんどなく、このままでは重度の叢生が予想される状態でした。そのため、ヘッドギアーによる上顎大臼歯の遠心移動と上下顎の拡大を前期治療として行いデーモンシステムを用いたエッジワイズ治療に移行いたしました。患者さんの協力もよく非抜歯での配列と良好な側貌を獲得することができました。
振り返ってみると、前歯の大きく開いたすき間、でこぼこしていた歯並びが、見事にきれいになっていて、ビックリしています。装置をつけ始めた頃は、痛くて夜泣いて外したりしていましたが、少しずつ慣らしていけば、無理なくがんばることができました。先生、スタッフの方々の対応も良く、説明もわかり易かったです。本当にありがとうございました。
前期治療から始めて、比較的長い期間となりましたが、装置にもよく協力いただきありがとうございました。