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上下顎前突(口元の突出)
叢生(乱ぐい歯)
欠損歯
初診時15歳の女性で、上下左右第二小臼歯の先天的欠如と口元の突出を気にして来院されました。欠如部には、第二乳臼歯が残存していました。
治療としましては、上下左右第二乳臼歯4本を抜歯して、永久歯の先天的欠如部を閉鎖することにより、上下前歯の後退をはかりました。使用した装置はデーモンシステムで、加強固定として、口蓋に歯科用アンカースクリューを埋入しました。治療期間は2年11ヶ月でした。
娘は、上下2本ずつ計4本の永久歯が欠損している状態でした。高校1年から矯正を始め、月に1度のペースで調整に通わせて頂きました。約3年間できれいな歯並びときれいな口元、そして若干の鼻の高さも加わり、3年後の横顔の写真を見て、歯並びで顔も変わるものだと驚きました。
本人の頑張りもあったのですが、先生のわかりやすく丁寧な説明、スタッフの方との信頼関係、そしていつも優しく接して下さる受付の方のおかげで気持ちよく通うことができました。
本当にありがとうございました。
まだ数年お世話になりますが、よろしくお願い致します。