スタッフ
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歯科医師紹介

柴口竜也 /千里クリニック

経歴/プロフィール
1964年生
高槻高等学校卒業
大阪大学歯学部卒業
大阪大学歯学博士
日本矯正歯科学会認定医
所属参加学会
日本矯正歯科学会/近畿東海矯正歯科学会/日本口蓋裂学会/日本顎変形症学会
担当症例一覧
インタビュー

柴口竜也より皆様へ

平成元年に大阪大学歯学部を卒業し、すぐさま矯正科に入局しましたので矯正一筋22年になります。平成8年から平成13年の6年間は、口腔解剖学で歯の発生を研究し、学位(歯学博士)を取得しました。研究期間中も矯正臨床を続けました。

このように矯正一筋できたものの、歯学部生だったとき、矯正医になろうと明確な目標を持っていたわけではありません。そもそも歯科医になると決めたこと自体が遅くて、高校3年生の1月に受けた共通一次試験(今のセンター試験とほぼ同じ)の後です。それまでは、同じ理系でも、理学部か工学部を目指していました。将来は数学か物理の先生がいいかなと考えていましたが、突然思うところがあり、歯学部へ志望を変更しました。また、歯学部卒業後は、歯科の中でも専門性の高い口腔外科医か矯正歯科医かなと漠然とした思いしかありませんでした。たまたま矯正科の方が募集締め切りが早く、運良く選考にも合格したため、今に至っております。

今では、歯列矯正という仕事が本当に好きで、矯正医が天職と思っています。スタッフからも本当に仕事が好きですねと言われ、皆にもその熱意が伝わっているのを嬉しく思っています。また、友人たちとは、月に一度勉強会で集まっていますが、一晩中矯正のことについて語り明かしても話が尽きません。

そんな私でも、矯正科入局後2年間は仕事が苦痛でした。ワイヤを曲げることや、矯正装置の作製は全く苦にならなかったのですが、今自分がしていることは、果たして正しいことなのだろうかと非常に悩みました。というのも、歯列矯正は、2年後、4年後に結果が出る仕事なので、一度もゴールを踏んでいないうちは、治療の全体像が分からず、途中の治療経過が順調なのかよく分からないのです。もちろん、指導教官の指示のもとで治療をしていますので、間違ってはいないはずなのですが、行き詰まってしまいました。しかし、元々、性格的に辛抱強いため、何とか2年の研修期間を乗り越えました。その後、治療を終了した患者さんが増えるに従い、霧が晴れ始めました。積極的に専門書を読み、多くの講習会に参加したことも自信をつけることにつながりました。

性格についても触れておきます。血液型ではO型に思われることが多く、体がオウきいのでO型とよく冗談を言っていましたが、実際はA型の典型で、繊細で忍耐強いです。A型的性格が最も矯正に向いているのではと密かに思っていますが、もちろん医学的に、血液型と矯正の腕前は全く関係ありません。矯正という仕事の内容は、ワイヤを曲げたりして、歯を1mm以下の単位で動かすという細かい作業です。また、一人の患者さんが、治療を始めて、最終的な結果が出るのに2年~4年くらいかかりますので、根気がいる仕事です。自分の性格にぴったりです。逆に、短所はしつこいところです。家族にもスタッフにも同じ注意を繰り返すものですから、うっとうしく思われているようです。でも、医療行為に失敗は許されないものですから、それくらいで丁度いいと、都合良く解釈しています。

さて、この仕事の醍醐味は患者さんから最高の笑顔を頂けることです。仕事の内容は、笑顔を作るお手伝いと言っても間違いではありません。来院の動機としては、噛み合わせを良くしたい、虫歯や歯周病の予防のため、あるいは、顎関節症の治療のため等、様々ですが、大半の患者さんは、見た目の悪さから治療を希望されます。コンプレックスから上手に笑えなかったりした人が、治療中に笑顔が増え、治療後には最高の笑顔を見せて下さいます。そんな最も嬉しい瞬間に出会えるたびに、矯正医になって良かったとつくづく思います。今後も、装置や治療法が進歩してゆくと思いますが、しっかりと勉強を続けて、皆様のお役に立てるよう頑張ってゆきたいと思います。

p.s.
趣味としてプログラミングをしています。セファロ分析は自作のソフトウエアで行っております。セファロ分析とは、頭部X線規格写真という患者さんの側貌のレントゲン写真から、歯の角度や顎の大きさなどを分析する方法です。自作している手前、他の矯正歯科より分析に熟知しているという自負があります。また、組写真を作るソフトウエアも自作しており、経過観察に役立っております。

(布袋善久から) デーモンスステムでの治療結果が素晴らしく、業界内では「デーモン柴口」と呼ばれております。それほどのこだわりで、デーモンシステムでの治療に取り組んでおります。
「白い巨塔」で言えば、第一内科の里見助教授タイプです。
何よりも患者さん本意の診療がモットーです。(本人は自分ではそんなことは言いませんが。)大学病院時代の診療科でも、その優しさと人気でまさに【行列のできる】矯正医でした。
また、学位をとった研究も、地道な努力が必要な基礎系とまさに「里見助教授」にそっくりです。
でも、やっぱり、大学は住みにくかったのか、千里クリニックの院長として加わってくれました。 大学を辞めたのも、ドラマと一緒です。私としては心強い限りです。また、コンピュター関係の知識も豊富で、当院で使用中の「顎顔面の分析ソフト」、「画像管理ソフト」は彼が作ってくれました。ソフトも、アイデアを伝えると、実は、もう作ってましたと・・。一体、どんな頭の構造をしているのか、本当に不思議でなりません。柴口ワールドのぞいてみます・・?