もう一度、レントゲン等の検査を受け直し、診断。
(顔写真だけは96年1月時のものを載せました。決して詐欺にはならないと思います。悪しからずご了承下さい)
診断の問題点をわかりやすく列挙しますと、
1. 上顎の乱杭歯
2. 下顎の乱杭歯
3. 上顎左側前歯が矮小歯(形が小さい)
4. 下顎第二小臼歯の欠損(生まれつき無かったです)
5. その他、虫歯の処置歯多数
私たちのクリニックでは、全ての患者様の診断にあたり、ドクター全員で検査結果に眼を通し、診断を確認し合っております。どんな「達人」であっても、見間違うとか独りよがりの診断になってしまう事があり、「岡目八目」ではありませんが、検査結果を別の角度から診ることは重要であると思っております。
このときも、私の治療方針について、同じように二人で議論しました。
現在、クリニックと自宅がオンライン化されており、十分快適な速度で、どこででも全患者様のデーターを確認することができます。二人で話し合うにも非常に便利になりました。
自宅で仕事が進むのは、特に主婦も兼ねる私には、ありがたいです。
以上の問題点を元に治療計画をいくつか考えました。大きく分けますと
A・非抜歯による治療
上顎第2大臼歯を「後方」に送ることにより、空隙を獲得し上顎前歯の配列を行う
大臼歯の移動に1〜1.5年、全体の矯正治療に2年
B・抜歯による治療
上顎の第2大臼歯を抜歯、下顎の右側第2小臼歯部の空隙を閉鎖
全体の矯正治療に2〜2.5年
日頃より非抜歯にこだわる治療を行う私ですが、私も主人も「顎の成長が終わった永久歯列での矯正治療では、無理な拡大や遠心移動は行わず、治療期間の観点からも抜歯が望ましいことがある」と一致した考えを持っております。
今回は、上のような観点から抜歯での矯正治療を選択しました。考えてみれば、私自身が矯正医であり、セカンドオピーニオン的な主人の考えとあわせて、自分自身の治療方針を自分で決定できるのは、どんな患者様よりも恵まれた立場かもしれません。
その様に感じてからは、私が診断を行う場合は、できるだけ、わかりやすく現状を説明し、患者様に納得していただけるように治療方針を決定するように心がけております。
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豊中市新千里北町「小川歯科」(私の実家です。宣伝に載せてみました。虫歯治療、上手ですよ。)で上顎両側の小臼歯を抜歯し、いよいよ矯正治療を開始しました。
続いて装置装着ですが、私たちのクリニックでは、矯正装置を一つずつお口の中で直接接着する方法ではなく、一度に片顎全ての矯正装置を装着する「インダイレクト」法を採用しており、短時間で、患者様の負担を少なく装置を付けることができます。
この時もその方法で、あっという間に上顎の装置の装着が済みました。
同日、来た来た来た?。装着後6時間ほど経って、「じわっと」痛みが出てきました。
今日の夕飯は「やわらか系」にしておいて大正解。これは主婦の特権です。
実は装置を装着した日は、自分で夕食をコントロールしております。矯正装置の調整後2〜3日はどうしても堅い物が咬みにくくなります。その他にも、パンが食べにくく、サラダなど野菜類もむつかしいです。
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前回の上顎の装置装着より3週間が過ぎ、違和感も無くなったので、今日は下顎の装置装着にチャレンジ。
今回も、「インダイレクト」法で、比較的短時間で済みました。
やっぱり6時間後です。痛みが少し出てきました。
今までの経験では、患者様によっては上顎よりも下顎に強い痛みが出ることが多いのですが、私の場合は上下の痛みにそれ程違いはなく、十分に我慢できるものでした。
これも優しい主人の「愛の力」でしょうか。それとも、私が鈍感?
やっぱり、「愛の力」ということにしておきましょう
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上顎の歯がだいぶ並んできました。痛みにもすっかり慣れて、装置も体の一部になりました。
患者様の言う「はずした方が気持ち悪い」何だかそんな感じが分かる今日この頃
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上下の歯並びがほとんど整いました。
後は、残った抜歯空隙を閉じるだけ。といっても、まだ1年くらいはかかりそう、と予想ができてしまう自分が悲しい。(自分が専門医だけに治療の流れがよく分かります)
このころになると、装置も少しきつめの方が安心感があり、うれしかったりします。
標準値を超えて強い力をかけても、決して歯が早く動くわけではないことは、十分に知っているのですが、「お願い。もうちょっと、きつくして!」といった患者様の声が理解できます。
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